新聞広告を出すならおすすめの場所ってありますか?

接触率が最も高いのが一面。次にテレビ欄

まず、新聞の効果は購読者数から推測することができます。
さらに、どのページがよく読まれているかは、接触率というデータから知ることができます。
新聞広告に関する調査プラットフォーム「J-MONITOR」は、面ごとの接触率データを公開しています。
それによると、最も多く見られているのは「総合」と「テレビ欄」です。
リサーチ会社ライフメディアのデータでも、ほぼ同じ結果が出ています。

新聞を読んでいる人の、一日に新聞を読む時間は平均27分

家庭でも、新聞を抱え込んで読んでいるのはおじいちゃんというイメージが強いのではないでしょうか。
忙しいお父さんは一面のみ読んで後は「ザッと読み」。
お母さんはテレビ欄を保存してチラシを選別、子どもたちはほとんど読まない、という家がほとんどでしょう。

公益財団法人新聞通信調査会が18歳以上の男女5,000人に対して行った調査によると、新聞を読む時間は一日平均27分。
18~19歳、20代では15分未満。
30代は20分未満。
40代~50代は25分未満。
60代は30分未満。
70歳以上では40分未満。
年齢に比例して、新聞を読む時間は長くなります。
新聞読者の1割は、数分しか目を通していません。

それ自体が趣味という方を除いては、新聞を何時間もかけて全ページ読む人はほとんどいませんね。
以上のことから、ほとんどの読者が見出しの「斜め読み」をして、気になる記事のみじっくり読んでいることが伺えます。
広告の接触率は、この見出しに大きく影響を受けます。


読者の74.3%が一面を読んでいる

ライフメディアのリサーチバンク調べによると、新聞読者の74.3%が一面を読んでいると答えています。
10代から60代の男女1,200人のうち、新聞を読んでいると答えた85%の人に「普段よく読む欄・面はどこですか」という質問を行った結果が以下。

1位 1面(74.3%)
2位 テレビ・ラジオ欄(51.2%)
3位 社会面(57.6%)
4位 地域面(50.6%)
5位 経済面(46.0%)
6位 政治面(40.3%)
7位 スポーツ面・情報面(36.9%)
8位 芸能面(17.2%)

以上のことから、一面が最も効果があると言われています。
購読者が10万人いても、50%の人しか読んでいなければ接触率は5万人を割ります。
購読者数に上のパーセンテージをかけると、実際の接触率に近い数字が予測できます。
そこから、新聞広告の掲載料金が適性かどうかをチェックするのもおすすめです。


もっと新聞広告効果に関する疑問を見る
新聞広告の下段はなぜ書籍広告?効果あるの?
新聞広告の効果を出すには?ネットでテストし確実性を知る
新聞広告を出す際に、おすすめの掲載場所について
新聞広告は、富裕層向け商材に
新聞広告の効果って?どんな効果が期待できるの?
新聞広告を出す場合、デメリットはあるの?
話題になる新聞広告の事例を見るには
新聞ごとの読者の特徴を解説|朝日、読売、産経、毎日、日経
新聞広告の効果測定には、何を使えばいいのか?
新聞広告で全国版と地方版はどっちがいい?